CASE STUDY

導入事例

現場を数字で語れる土俵作りと人材の育成に、ロジメーターが貢献する

株式会社KEYCREW様
お話を伺った方
株式会社KEYCREW
COO
北原一樹 様
ご利用サービス
事業
物流業

現場を数値で語れる人が少ない物流業界の現状を憂いていた北原様。ロジメーターがそんな業界の現状打破に貢献できるのか、実際にロジメーターを導入いただいた感想をお聞きしました。

まず、御社の事業内容を教えてください。
北原様

通販物流のサービス「STOCKCREW」を展開している会社です。個人事業主や中小企業をメインターゲットとしており、低コストで入荷から配送までをワンストップで利用できます。お取引企業は100社にのぼり、月間約3万件の多種多様なオーダーに対応しています。

ロジメーター導入のきっかけや、抱えていた課題について教えてください。
北原様

通販物流は作業が細かく、かつ商品も多種多様なため、生産性をとるのが難しいという課題がありました。
手書きの日報などで記録すれば取得は不可能ではないですが、スマートではないし正確性に欠けます。
何か良いソリューションがないかと考えていた時にロジメーターを見つけて、トライアルの申し込みをさせていただきました。
KPI取得に特化したアプリケーションは今まであまり存在しなかったため、ロジメーターに出会えて良かったです。

導入時のスタッフや管理者の反応はいかがでしたか?
北原様

こういった新しい仕組みを導入するときはたいてい一定の抵抗があったり、面倒事が起きたりするものですが、ロジメーター導入時にはそういった問題は起きませんでした。
スタッフに関しては、操作がシンプルなので飲み込みも早く、すぐに日々の運用に馴染んでいきました。
管理者に関しては、リアルタイムで現場の状況が把握できる、翌日には1日の実績を見て振り返ることができる、という喜びの声の方が大きかったです。
収支や生産性と言った数値が、今まで分かっているようで分かっていなかったということも知れました。

ロジメーターを日々どのように活用していますか?
北原様

100社も取引先がいるため、全ての作業を取引先別に記録するのは難しいと判断し、大まかなカテゴリー別に作業を分けてマスタを作成しました。
かつ、今はピッキングと梱包のみをロジメーターで登録しています。
本当は全工程を記録したいところではありますが、記録のための作業コストが上がってしまいますので。
記録したい作業だけを選択してデータ取得できる柔軟性がある点もロジメーターのメリットに感じます。
また、記憶が新しいうちに昨日の実績を振り返れるため、改善すべき点が見つかればすぐ実行に移しています。打ち手が早くなったと実感しています。

今後のロジメーターに期待することを教えてください。
北原様

物流業界全体の課題解決に貢献してくれることを期待しています。
ロジメーターの思想やコンセプトを聞いたときにも思ったのですが、物流業界はどんぶり勘定になってしまっているパターンが多いです。数値化が難しく、正しく現場分析やコスト算出ができるような人材もなかなかいません。それに付け入ろうとする荷主がいるのも事実です。物流業界目線から見ると、その状態はとても良くない。
そんな業界の現状に、自分自身も嫌気がさしていました。
このような課題に立ち向かうために必要な土俵は何かと考えた時、やはり物流を数字で考えられる人物がいなければならないし、育たなければならないのだと思います。
現場を数字で語れる人があまりにも少ないからこそ、値下げ交渉などにちゃんと相対できないのです。
改善していくためには、ロジメーターのように簡単に会社にインストール出来てすぐ利用出来る、手軽でありながら正確に数値化し、現場の実態が可視化できる、そんなツールが必要です。
今まで要件を満たすツールがなかったですが、今後は業界全体にロジメーターが広がっていき、改善されていくことを期待しています。

KEYCREW様のように取引先数が多く作業が細分化されている現場でも負担なく作業を記録できるよう、ロジメーターのマスタは柔軟に設定することが可能です。
あらゆる業界・業種でロジメーターを利用いただけるよう、今後も改善を重ねて参ります。
北原様、ありがとうございました!